概要・特徴 |
園舎は3、1Mグリッドを基調とし、周辺に対して高さを抑え、住宅のスケールの延長としている。南北軸に保育室棟と管理棟を並べ、二棟間を内部空間として繋げている。保育室棟は1階乳児室と縁側空間、2階に幼児室とした。管理棟は1階に事務所、2階に半円形のプレイルームとした。プレイルームの壁は、西側の住宅に対して威圧感を与えないよう面を分割し、閉じた半円形にしている。 また、温もりのある子どもの施設とするため、木構造とした。 直交軸からのズレが生じるため、木造で実現するために、梁の接合部分にKESコネクターを使用。屋根の平面剛性を確保するために、梁に垂木を落とし込み、構造用合板で挟み込む。プレイルームを半円形にし、面を分割するために、開口部の下に梁を多角形に入れ両端の柱と繋ぎ、耐力を確保した。 |